全国でも珍しい「一日漁」とは?

「一日漁」とは「早朝に漁へ出港し、近海で漁を行い、その日の夕方に水揚げを行う漁の形態」をいいます。
かつては全国各地の漁港でも行われていましたが、1960~70年代になり冷凍技術が発達すると、
獲った魚を船内冷凍のできる大型船で数日かけて効率よく魚を捕る沖合漁業に取って代わり、
今では北陸地方の一部とここ島根県大田市だけに残る希少な漁法になりました。

一日漁の鮮度と品質は
こんなに違います。

「一日漁」の魚は、築地の目利きも認める鮮度・品質で高値で取引きされています。
鮮度の高さ、品質の良さは一目瞭然。
夕方に水揚げされた魚は、言ってみれば“その日海で泳いでいた魚”。
とても新鮮な原料を買付けることができます。

獲れたての鮮度で買付けます。

買付け時にすでに獲れてから3日以上の鮮度の差があります。

新鮮な魚をあえて、
塩のみ無添加で一夜干しに

昭和25年創業以来「おかとみ」がこだわり続けているのは「新鮮な魚を“あえて”一夜干にしている」ことです。
獲れたての美味しさを損なうことなく、旨みが凝縮された、魚の本来の味をお召し上がりいただくことができます。
「おかとみ」の一夜干しは「塩」のみで仕上げ、保存料や着色料といった食品添加物は使用しておりません。

※「ふぐ一夜干し」は、天日塩以外に「たん白加水分解物」、「酒精」が用いられています。
「たん白加水分解物」は小麦や肉などを原料とする食品の一種で、食品添加物ではありません。
「酒精」は、食品添加物(一般飲食物添加物)に分類されています。

100%無添加、
こだわりの天日塩を使用

塩だけで味が決まる一夜干しは、塩使いが命。
保存料・着色料・酸化防止剤などは一切使用せずに、こだわりの天日塩のみを加え、薄塩に仕上げています。
その塩の原料は深層から上昇する湧昇海水。
それを塩田に引き込み、太陽の恵みでゆっくりと結晶にするので、火で加熱する塩のようにミネラルなどが壊れることがありません。

そんなこだわりの天日塩を使うことで、一日漁の魚の旨みが引き出され、まろやかな美味しさに仕上がります。

※魚の種類によって「天日塩」と「並塩」の2種類を使い分けています。
例えば、エテカレイ、ニギスには普通の海水塩(並塩)を、のどぐろをはじめ、その他の魚には海洋深層からの湧昇水で出来たミネラル豊富な「天日塩」を使用。
それぞれの魚の旨さを活かした絶妙の塩梅で仕上げています。
その魚にあった塩を選んでいます。

旨味が造る減塩一夜干し

魚の旨味がたっぷりあれば余分な塩味は必要ありません。
弊社が低塩度の製品を造れるのは、原料の魚が美味しいから。
そして「塩」は魚の旨みの引立てる名わき役。
「おかとみ」は、美味しくて人にもやさしい製品造りを心がけています。

「おかとみ」の一押し

 
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